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正月に親戚が集まる場で遊べるボードゲーム8選|幼児から祖父母まで大人数で楽しめる選び方

大人数で ・ 読了 約7分

はじめに

お正月の親戚の集まりは、ボードゲームにとって独特の難しい場です。3歳のいとこから80代の祖父母までが同じ部屋にいて、午後には人が増え、夕方からはお酒が入り、台所では誰かが料理を運んでいる。そんな中で「せっかくだから何か遊ぼう」と言い出したものの、ルール説明の途中で誰かが席を立ち、結局テレビに戻ってしまった、という経験がある人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「年齢がばらばら」「人数が流動的」「お酒が入る」「ルール説明は短く」という4つの条件から選び方を整理し、年末年始の集まりで使いやすい8作品を紹介します。人数が多い場でも、箱のゲームには対応人数の上限があります。その限界も含めて正直に書いていきます。年末の準備に間に合うよう、選び方から比較表、よくある質問まで順にまとめました。

親戚の集まり向けボードゲームの選び方の基準

年齢の幅をどこまでカバーできるか

最初に確認したいのは、いちばん年下の子といちばん年上の人が同じルールで遊べるかどうかです。文字が読めない幼児には、読み書きや計算が必要なゲームは難しくなります。一方、大人がじっくり考えるタイプのゲームは、子どもが待ち時間に飽きてしまいます。年齢差が大きい場では、運の要素が強く、実力差が出にくいゲームのほうが、全員が最後まで参加しやすい傾向があります。

人数が途中で増減しても成立するか

親戚の集まりでは、開始時に6人でも、途中で10人になったり3人になったりします。そのため、手番が一周しても待ち時間が短いこと、途中参加や途中退席で進行が崩れないことが大切です。プレイ時間が長いゲームは、途中退席が出ると成立しなくなるおそれがあります。1回5〜15分で区切れるゲームを選び、「次の回から入る」という形にすると運用しやすくなります。

お酒が入っても遊べるか

夕方以降の席では、細かい点数計算や複雑な手順は間違いのもとです。判断力に自信がなくなっても進行できる、ルールが少ない、ミスが笑いになる、というゲームが向いています。一方で、お酒が入った席では、集中力を要する繊細な作業を伴うゲームは崩れやすくなります。飲み会の延長のような大人向けゲームは、子どもがいる場には別途の配慮が要ります。

ルール説明が2分で済むか

親戚の集まりでは、全員がテーブルに揃う時間が限られています。ルール説明が長いと、その間に人が離れてしまいます。目安として、2分以内に説明でき、一度やってみれば理解できるゲームを選ぶのがおすすめです。説明書を読むのが苦手な人が多いなら、「まず一回やってみる」で成立するものが安心です。

向かない場面を先に知っておく

注意したいのは、15人、20人が一つのテーブルを囲むケースです。多くのボードゲームは対応人数が2〜6人程度で、10人を超える人数を同時に遊ばせる商品は多くありません。このような場では、一つのゲームを全員でやろうとせず、テーブルを分ける、チーム戦にする、順番に入れ替わる、といった運用を前提にしたほうが失敗しにくくなります。

おすすめのボードゲーム8選

黒ひげ危機一発

樽に剣を刺していき、海賊が飛び出したら負けというおなじみのゲームです。ルールは「順番に剣を刺す」だけなので、説明はほぼ要りません。幼児が主役になれる点が大きな長所で、祖父母が孫と一緒に遊べる定番として広く知られています。1回が短いため、人の出入りがあっても回しやすいです。ただし、頭を使いたい大人には物足りないので、大人が中心の場では他のゲームと組み合わせるのがおすすめです。

ジェンガ

積み上げた木のブロックを1本ずつ抜いて上に乗せていくバランスゲームです。抜けるか崩れるかのスリルは、年齢を問わず伝わります。説明も「崩したら負け」で済みます。幼児から高齢の方まで同じ条件で遊べるため、手先のやり取りで盛り上がります。向かないのは、お酒が進んだ席や、揺れやすい座卓です。安定した平らな場所で遊ぶようにしてください。

ごきぶりポーカー

相手にカードを裏向きで渡し、「これはコウモリです」などと宣言して、本当かウソかを相手に当てさせる、ブラフ中心のカードゲームです。ルールは短時間で説明でき、読み合いと口の上手さで勝負が決まります。お酒の席でも盛り上がりやすい一方、小さな子どもは宣言のコツをつかむのに時間がかかることがあります。小学生以上の親戚が多い場に向いています。

ワードバスケット

しりとりに近いカードゲームで、手札のひらがなカードを場の文字につなげて出し、早く手札を空にした人が勝ちです。日本語の言葉遊びなので、祖父母世代は語彙で強みを発揮できます。対応人数が広めなので、人数が増減しても対応しやすいです。ただし、ひらがなが読めない幼児は参加が難しいため、小学生以上が中心の場で使うと扱いやすくなります。

バナナグラムズ

アルファベットのタイルを使って、自分の前に単語をつなげていくゲームです。目安として、1人から多人数まで遊べる設計で、小さな巾着袋に入っているため持ち運びもしやすいです。英単語に慣れていない人には難しく感じられる場合があります。そのため、英語が得意な子どもと大人が混ざる場や、ルールを緩めて遊びたい場に向いています。

ディクシット

絵が描かれたカードを使い、出題者がヒントを出して、他のプレイヤーが該当のカードを当てるゲームです。絵のイメージを言葉にするだけなので、正解不正解というより、感覚の違いを笑い合う場になりやすいのが魅力です。ただし、基本は3〜6人程度が目安なので、人数が多い場には向きません。親戚の集まりで使うなら、子どもを含めた小さなテーブルで遊ぶか、チームに分けて遊ぶとよいでしょう。

街コロ

サイコロを振って、出た目に応じて収入を得ながら、自分の街に建物を建てていくゲームです。ルールはシンプルで、運の要素が強く、子どもが大人に勝つことも珍しくありません。人数は目安として2〜5人で、1回は30分程度です。大人数の場では一つの卓には収まらないので、1卓だけで遊ぶ場合は家族ごとなどに分けて回すのが現実的です。

人生ゲーム

進行がシンプルなすごろく型のゲームで、子どもから大人まで同じルールで遊べる定番です。結果は運に大きく左右されるため、年齢差があっても公平感があります。ただし、版によって対応人数やプレイ時間が異なり、時間が長くなりがちです。人の出入りが多い場では、途中で抜ける人が出ても続けられるよう、「そこまでの所持金で終了」といったルールをあらかじめ決めておくと安心です。

比較表

商品名 人数 プレイ時間 対象年齢 向いている人
黒ひげ危機一発 2人〜(目安) 5分程度 幼児〜(目安) 幼児と祖父母が同じ卓にいる場
ジェンガ 2人〜(目安) 15分程度 6歳〜(目安) 年齢差が大きい場で気軽に遊びたい人
ごきぶりポーカー 2〜6人 20分程度 8歳〜(目安) ブラフや口の上手さを楽しみたい人
ワードバスケット 2〜8人(目安) 15分程度 小学生〜(目安) 言葉遊びが好きな人
バナナグラムズ 1〜8人(目安) 15分程度 7歳〜(目安) 単語を作るのが好きな人
ディクシット 3〜6人 30分程度 8歳〜(目安) 感性の違いを笑い合いたい人
街コロ 2〜5人(目安) 30分程度 8歳〜(目安) 運任せで子どもにも勝機が欲しい人
人生ゲーム 版により異なる 60分以上(目安) 版により異なる 昔ながらのすごろくで盛り上がりたい人

よくある質問

Q. 15人以上が集まる場では、どう遊べばよいですか。

A. 一つのゲームを全員で囲もうとせず、2〜3のテーブルに分けるのがおすすめです。同じゲームを複数用意するか、ジェンガのように「順番に挑戦して全員で見守る」ゲームを選ぶと、見ているだけの人も参加しやすくなります。チーム戦にして、代表者が交代で遊ぶ方法もあります。

Q. 3歳くらいの幼児と一緒に遊ぶなら、どれがよいですか。

A. ルールを理解する必要が少ない黒ひげ危機一発やジェンガが使いやすいです。文字を読む必要があるワードバスケットやバナナグラムズは、小学生以降のほうが扱いやすいでしょう。誤飲のおそれがある小さな部品は、大人が目を離さないようにしてください。

Q. お酒が入った席では、どんなゲームが向いていますか。

A. ルールが少なく、間違えても笑いになるゲームが向いています。ごきぶりポーカーのようなブラフ系や、街コロのような運任せのゲームが扱いやすいです。逆に、ジェンガのように手先の安定を要するゲームは、飲み過ぎた席では崩れやすくなります。

Q. ルール説明が苦手で、場が白けないか心配です。

A. 「まず一回やってみよう」と始め、1回目は練習として点数を数えない形にすると場が和みやすいです。説明は2分以内に収め、細かい例外は途中で必要になったときに補足するのがコツです。

まとめ

年末年始の親戚の集まりでは、「年齢の幅」「人数の流動性」「お酒」「ルール説明の短さ」の4点を基準にすると、選択肢が絞りやすくなります。小さな子ども中心なら黒ひげ危機一発やジェンガ、小学生以上と大人が混ざるならごきぶりポーカーやワードバスケット、少人数のテーブルを作れるならディクシットや街コロが候補になります。人数が多い場では、一つのゲームに頼らず、複数のゲームを用意して場面ごとに使い分けるほうが、集まりの空気を保ちやすくなります。準備を進める際の参考にしてみてください。

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