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中学生・高校生と遊べるボードゲームおすすめ8選|子ども扱いされない手応えで、スマホから顔が上がる

家族・子どもと ・ 読了 約8分

はじめに

小学生のころは一緒に遊んでくれたのに、中学生や高校生になると急にスマホばかり見るようになった。誘ってみても「子どもっぽいからいい」と断られた。そんな悩みを持つ保護者の方は少なくないと思います。10代本人が、友達と集まったときに何で遊ぶか迷っている場合にも役立つ内容です。

10代向けのゲーム選びで難しいのは、小学生向けの軽いゲームだと「やらされている感」が出てしまい、かといって大人向けの重いゲームだとルール説明の時点で集中力が切れてしまうことです。ちょうどよいのは、ルールは数分で伝わるのに、駆け引きがきちんとある作品です。

この記事では、「誰と・何人で・何分で遊ぶか」から逆算して、中学生・高校生と大人が一緒に楽しめるボードゲームを8作品紹介します。定番だけでなく、それぞれの「向かない人」も正直に書きました。

10代と遊ぶボードゲームの選び方の基準

手加減しなくても成立するか

10代がいちばん冷めるのは、大人が露骨に手加減したときです。大人が全力で遊んでも負ける可能性があるゲームのほうが、結果的に場が盛り上がります。運の要素が適度にあるゲームや、記憶力・観察力・発想力のように大人が必ずしも有利とは限らない要素で決まるゲームは、世代差を気にせず対等に遊びやすい傾向があります。

ルール説明が5分以内で終わるか

箱を開けてから実際に遊び始めるまでが長いと、スマホに手が伸びてしまいます。目安として、説明が5分程度で済み、1回目は遊びながら覚えられるゲームを選ぶと、最初のハードルが下がります。重めのゲームは、「軽いゲームで場が温まったあとの2本目」として出すほうがうまくいきやすいです。

人数と時間を先に決める

家族4人の夕食後に30分だけ遊ぶのか、友達5〜6人で休日に集まるのかによって、向くゲームは大きく変わります。人数の幅が広いゲームは便利ですが、対応人数のぎりぎりで遊ぶと面白さが落ちる作品もあります。迷ったら、普段いちばん多い人数に合わせて選ぶのが無難です。

友達同士でも遊べるか

保護者が購入しても、10代が友達の家に持っていって遊べるかどうかは大事な観点です。箱が小さくてカード主体のゲームは持ち運びやすく、友達同士でも気軽に広げやすい傾向があります。一方、コンポーネントが多いゲームは、置き場所の確保や片付けに手間がかかります。

中学生・高校生におすすめのボードゲーム8選

ディクシット

ディクシットは、絵だけが描かれた美しいカードを使い、出題者がカードに合うヒントを出して、ほかの人がそのカードを当てるゲームです。ヒントは分かりやすすぎても難しすぎてもいけないため、「ほどよく伝わる表現」を探す感覚が面白さの中心になります。勝ち負けよりも「そう来たか」という発想の違いを楽しむゲームで、感性の違いが自然に会話のきっかけになります。

ただし、競い合う手応えを求める人にはやや物足りない可能性があります。3人以上は必要なので、親子2人だけで遊ぶ用途には向きません。

スコットランドヤード

スコットランドヤードは、ロンドンの街を舞台に、姿を隠して逃げる怪盗を、複数の刑事役のプレイヤーが協力して追い詰める追跡ゲームです。怪盗の行き先は切符の種類しか分からないため、「この人はあそこに向かったのでは」と推理して包囲網を作っていきます。刑事側は相談しながら動くので、チームで作戦会議をする時間がそのまま盛り上がりどころになります。

向かない人は、短時間でさっと終わらせたい人です。目安として45分前後かかり、ボードの見方に慣れるまでは考える時間も長くなりがちです。地図を眺めて考えるのが好きな10代には向いていますが、感覚で動きたい子には窮屈に感じられることがあります。

エクスプローディング・キトゥンズ

エクスプローディング・キトゥンズは、山札から引いた「爆発する子猫」のカードを引いてしまったら脱落、というロシアンルーレット風のカードゲームです。相手の手番を飛ばしたり、山札の中身を覗いたりと、攻撃や防御のカードを使いながら生き残りを目指します。1回が短く、負けても「もう1回」と言いやすいのが長所です。

絵柄やノリがかなりコミカルなので、「落ち着いた大人っぽいゲームがいい」という高校生には幼く映る場合があります。運の要素が強いため、考え込むタイプの人には物足りません。場を温める1本と考えるのが現実的です。

ボーナンザ

ボーナンザは、豆を育てて収穫し、コインに換えていく取引ゲームです。手札の順番を入れ替えてはいけないという独特のルールがあり、そのせいで不要な豆を抱えがちになります。そこで、ほかのプレイヤーと豆を交渉して交換する場面が頻繁に起こり、会話が止まらないゲームになります。

交渉が中心なので、人と話すのが得意な10代なら一気に盛り上がります。反対に、駆け引きが苦手で口数の少ない人には、輪に入りづらいかもしれません。対象年齢は12歳以上が目安とされており、小学生向けではなく、中学生以上で楽しむ層に合ったゲームです。

ウイングスパン

ウイングスパンは、鳥類のカードを集めて自分の生息地を育てていく、エンジン構築型のゲームです。1ラウンドごとに使える手番が減っていくため、「どのタイミングでどの鳥を出すか」という計画性が問われます。鳥のイラストが美しく、見た目の満足感が高いことでも知られています。

じっくり遊べる分、時間は目安として40〜70分程度かかります。説明にも少し時間が必要なので、「平日の夜に30分だけ」という使い方には向きません。本格的に遊びたい大人や高校生向けです。鳥や自然に興味がない子には、題材が刺さらない場合もあります。

レジスタンス

レジスタンスは、味方の中に紛れた裏切り者を探し出す、正体隠匿型の推理ゲームです。ミッションに誰を送り出すかを全員で話し合い、投票で決めます。失敗が続くと裏切り者の疑いが濃くなるため、発言の矛盾や視線を観察する面白さがあります。友達同士で集まったときに盛り上がりやすいタイプです。

大きな注意点は、5人以上が必要なことです。家族だけでは人数が足りない家庭も多いでしょう。また、「疑う・嘘をつく」ことが前提なので、疑われると本気で落ち込んでしまう子や、仲間内の人間関係が繊細な時期には向かないことがあります。遊ぶ前に「ゲームの中の話」と共有しておくと安心です。

バトルライン

バトルラインは、2人で向かい合い、9本の旗をめぐって数字カードの組み合わせの強さを競うゲームです。ポーカーに似た役の考え方を使いますが、どの旗に何を出すかを少しずつ決めていくため、相手の動きを見ながら戦略を変える面白さがあります。親子や兄弟、友達同士の1対1にぴったりです。

1対1専用なので、3人以上で遊ぶことはできません。また、じっくり読み合うタイプのゲームなので、盛り上がって大笑いするタイプではなく、静かな集中力を楽しむ人に向いています。10代と大人が真正面から勝負する体験がほしい場合に合っています。

ラミィキューブ

ラミィキューブは、数字の書かれたタイルで、同じ数字や連続した数字の並びを作っていくゲームです。場に出ているタイルを組み替えて自分のタイルを出せるため、パズルを解くような感覚があります。

数字や組み合わせを考えるのが好きな人には向いていますが、考えるのが長くなりやすい点には気をつけてください。人数が増えるほど待ち時間が伸びるため、にぎやかな会話を楽しみたい人には、やや静かなゲームです。2〜4人で遊ぶ家族向けの定番として選びやすい一本です。

比較表

商品名 人数 プレイ時間 対象年齢 向いている人
ディクシット 3〜6人 30分程度 8歳〜(目安) 発想や言葉選びで盛り上がりたい人
スコットランドヤード 3〜6人(目安) 45分程度 10歳〜(目安) 推理と作戦会議が好きな人
エクスプローディング・キトゥンズ 2〜5人(目安) 15分程度 7歳〜(目安) 短時間で場を温めたい人
ボーナンザ 2〜7人(目安) 45分程度 12歳〜(目安) 交渉や会話が得意な人
ウイングスパン 1〜5人(目安) 40〜70分程度 10歳〜(目安) じっくり計画を練りたい人
レジスタンス 5〜10人(目安) 30分程度 13歳〜(目安) 友達大人数で正体隠匿を楽しみたい人
バトルライン 2人専用 30分程度 10歳〜(目安) 親子・友達と1対1で勝負したい人
ラミィキューブ 2〜4人(目安) 20〜40分程度 8歳〜(目安) パズル的な発想が好きな人

よくある質問

Q. 中学生や高校生が「ボードゲームは子どもっぽい」と言って乗ってきません。どう誘えばよいですか。

A. 「ゲームをやろう」と構えて誘うより、「ちょっと試したいものがあるから5分だけ付き合って」と短く切り出すほうが断られにくいです。最初はエクスプローディング・キトゥンズのように1回が短いゲームを選ぶと、負担に感じにくくなります。それでも乗ってこない場合は、無理に続けないのも一つの方法です。

Q. 友達同士の集まりで持っていくなら、どれがおすすめですか。

A. 人数が多いなら、5人以上で遊べるレジスタンスが向いています。3〜4人の少人数なら、ディクシットやボーナンザのように会話が生まれやすいゲームが使いやすいです。いずれも、箱が大きすぎず、ルールを説明する人が1人いれば始められるものを選ぶと安心です。

Q. ルールが難しそうで、大人が先に覚えられるか不安です。

A. 不安な場合は、説明書を先に読むよりも、公式の解説動画や説明ページを一度見てから始める方法があります。最初の1回は試しに遊ぶ回と割り切れば十分です。ウイングスパンのように説明が長めのゲームは、2本目以降に回すとスムーズです。

まとめ

10代と大人が一緒に遊ぶゲームは、手加減が要らないこと、説明が短く済むこと、人数と時間が合っていることの3点がそろうと、失敗しにくくなります。会話で盛り上がりたいならディクシットやボーナンザ、推理や作戦を楽しむならスコットランドヤード、1対1で真剣勝負をしたいならバトルラインというように、場面から逆算すると選びやすくなります。

向かないケースも先に知っておくと、買ってから後悔することが減ります。たとえば、家族3人だけならレジスタンスは人数が足りず、30分しか時間がないならウイングスパンは重すぎます。自分たちの人数と時間に合う1本から、まず試してみてください。

価格・在庫・対象年齢は変わることがあります。購入前に販売ページで最新情報をご確認ください。

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